ひのてん陸上教室。

毎年春になると「ひのてん」では、私、ワタナベによる陸上教室のプログラムがある。ワタナベは陸上経験者。最近はサラッと勉強をしたり、リサイクルショップでトレーニング用具を見つけたら購入して、プログラムに生かしたりしている。正直、ひのてんでの陸上教室というのはとってもやりにくい。それはみんなが目的意識を持って取り組んでいるわけではないからだ。なんでこんなことやるの?まだ終わらないの?どちらかと言えばそういう子の方が多かったりする。そんな子たちを相手に、なるべく「遊び」に近いカタチで効果的なトレーニングの要素を取り込む方法を模索している。先日も一応緩くプログラムを準備して子どもたちに挑んだ。リサイクルショップで購入したラダー、ミニハードル、カラーコーン、マーカー、メディシンボール等を持っていった。最初はまぁまぁ食いつく。だけどトレーニングなんてものは基本的に同じことの繰り返し。目的意識がなければ直に飽きる。そうなったらとりあえず持ってきた道具をすべて広げて、あとは好きにやらせる。子どもたちは実に自由に道具で遊ぶ。そんな様子を見ていて「ひのてんはこれでいいのだ」なんて思ったりする。別に選手を育てようっていうわけじゃない。要するに身体を動かすということが大切なのだ。

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